有村架純×伊藤健太郎×波瑠×吉田羊×石田ゆり子「戻りたい過去」を明かす

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女優の有村架純が8月23日、主演映画『コーヒーが冷めないうちに』の完成披露試写会に伊藤健太郎、波瑠、薬師丸ひろ子、吉田 羊、松重 豊、石田ゆり子、塚原あゆ子監督と出席。過去の後悔から始まる物語にちなみ、キャストの「戻りたい過去」が語られた。有村はその時代の写真を披露し、愛らしいエピソードに会場が沸いた。

左から塚原あゆ子監督、波瑠、吉田羊、石田ゆり子、有村架純、薬師丸ひろ子、松重豊、伊藤健太郎
左から塚原あゆ子監督、波瑠、吉田羊、石田ゆり子、有村架純、薬師丸ひろ子、松重豊、伊藤健太郎

川口俊和著のベストセラー小説「コーヒーが冷めないうちに」と、そのシリーズ続編「この嘘がばれないうちに」を原作に、ドラマ「アンナチュラル」の演出で高く評価された塚原あゆ子監督が、映画監督デビューした本作。舞台となるのはとある街のとある喫茶店「フニクリフニクラ」、そこには、いくつかのルールを守れば過去の時間に遡れる特別な席があり、来店者の後悔や心残りをほぐして、一歩前に踏み出す手助けをする。

有村架純、コーヒーサーブを生披露
有村架純、コーヒーサーブを生披露

有村は「この作品は過去に戻っても過去は変えられないけど、未来は変わるというルールがあります。ですから、過去の後悔したことは変えられなくても、自分自身の未来が変わるというだけで、背中を押されるし、前向きになれる映画になっています。観てくださる方の背中を少しでも押す作品になれたならと思います」と作品に込めた思いを話す。そして「観た後に必ず大切な誰かに会いたくなると思いますので、皆さんの心の中にいる大切な人へ、その想いをぜひ伝えていただけたら嬉しいです!」と呼びかけた。

キャストの「戻りたい過去」

有村架純さん
小学校3年生から4年生、年齢にして9歳から10歳ぐらいに戻り、母の作ったちらし寿司をもう一度食べたいと思います。当時の私は活発な女の子で夏はキャンプで虫取りをしていました。それで風邪を引いて体調を崩し病院に行くと、病院にいったことで安心してものすごくおなかが減って。その日の晩ご飯は母の作ったちらし寿司で、「こんなおいしいちらし寿司は二度と食べられないな」と思うくらいに美味しく感じたことがなぜか忘れられません。

有村架純「小学校3年生から4年生、年齢にして9歳から10歳ぐらいに戻り、母の作ったちらし寿司をもう一度食べたい」
有村架純「戻りたい過去、母の作ったちらし寿司をもう一度食べたい」

伊藤健太郎さん
中学と高校の頃はすごく楽しかった記憶があるので、もしも戻れたら違うことを勉強したり、違う人と遊んでみたりしたいです。そうすると今の人生はまた違ったものになるのかなと思うとちょっと気になります。

波瑠さん
私も伊藤さんと同じで高校生の頃に戻りたいです。吸収力が良いうちにお勉強がしたいですし留学も経験してみたいです。

薬師丸ひろ子さん
私には全く戻ってみたい過去がないので、ないものを作ってはいけないなと思いまして、正直に「ありません」と答えています。苦い思い出、嬉しい思い出、奇跡的な出来事、いろいろなことが重なって今自分がここに立っていることを思うと、過去へとつながる未来をちょっと覗いてみたいと思います。

吉田 羊さん
私が以前、薬師丸さんと「こうのとりのゆりかご~「赤ちゃんポスト」の6年間と救われた92の命の未来~」というドラマでご一緒させていただきまして、実はその時の自分のお芝居に納得がいかなくて、ちょっとしたトラウマになっています。

松重 豊さん
私も同感でして、戻りたい過去が全くございません。強いて挙げるならば、高校一年の福岡のデパートで薬師丸さんを待っている僕に、「お前、薬師丸さんと40年後に夫婦役をやるよ!」と教えたいです(笑)。

石田ゆり子さん
私は十歳ぐらいの自分に戻りたいです。当時の私は水泳の選手で、学校とスイミングスクールの往復しかしていなくて、毎日五キロから十キロメートル泳いでいました。その時の素晴らしい仲間により私は精神的にも肉体的にも鍛えあげられましたし、その時に知ったことが今の自分の芯を作っています。その仲間の一人が東日本大震災の年に、若くして病気で亡くなりました。その彼も含めて、もう一度みんなで一緒に泳ぎたいです。

映画『コーヒーが冷めないうちに』(東宝 配給)は2018年9月21日[金]より全国公開

映画『コーヒーが冷めないうちに』公式サイト http://coffee-movie.jp/
「コーヒーが冷めないうちに」(サンマーク出版)をAmazonで購入する

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