映画『ロードゲーム』鬼才監督の最高傑作が約44年を経て日本の劇場初公開!
映画『ロードゲーム』(原題 ROADGAMES)は、誰もいない荒野をひた走る冷凍豚とたった一人のトラック運転手に忍び寄る殺人鬼の気配を捉えたサスペンス・ロードムービー。オーストラリアの鬼才リチャード・フランクリン監督の最高傑作が、約44年を経て日本の劇場初公開!

© 1981 STUDIOCANAL – Quest Films Pty Ltd. All Rights Reserved.
“オーストラリアのヒッチコック”“ヒッチコックの継承者”といわれたサスペンスの名手リチャード・フランクリン監督の最高傑作にして、クエンティン・タランティーノが選ぶ好きなオーストラリア映画ナンバーワン、1982年サターン賞・最優秀外国映画賞ノミネートされたにもかかわらず、日本では未公開だった映画『ロードゲーム』。敬愛するアルフレッド・ヒッチコック監督の名作『裏窓』(54)にオマージュを捧げ、オーストラリアの広大な土地を舞台にしてつくりあげたサスペンス・ロードムービーだ。
主人公クイッドを演じるのは、『ゴングなき戦い』(72)、『センチュリアン』(72)、『チーチ&チョン スモーキング作戦』(78)、『ロング・ライダーズ』(80)、『エスケープ・フロム・L.A.』(96)など多くの傑作で活躍したステイシー・キーチ。本作では野犬ディンゴを相手にぶつぶつと独り言を喋り続けるトラック運転手という独特なキャラクターを演じた。
フランクリン監督の独特なセンスが光る作品として、映画ファンからは熱狂的な支持を得ている本作。『裏窓』とスティーヴン・スピルバーグの『激突!』(71)を融合させたような車内での心理戦、誰も自分のことを信じてくれない恐怖、延々に続く執拗な追跡。車内で大量にぶら下がる豚の肉塊や、誰もいない荒野のロケーションも魅力となっている。
クエンティン・タランティーノは好きなオーストラリア映画ナンバーワンに『ロードゲーム』を挙げており、「『ロードゲーム』はたとえ明日リメイクしても、台詞を一切変えなくても、誰もが恐怖で震え上がるだろう。これは素晴らしい映画だ」と絶賛。
映画『ロードゲーム』あらすじ・作品データ
何もないオーストラリアの荒野。たった一人で冷凍した豚の死体を運ぶ長距離トラック運転手クイッドは、ある日女性ヒッチハイカーを乗せた緑色のバンを目撃する。だがその後、その女性がバラバラ殺人の被害者として発見されたとき、犯人を確信したクイッドはバンの追跡を開始、孤独な車内で膨らませた妄想に憑りつかれ、幻覚を見るようになり、癖である独り言に拍車がかかった。そしてあろうことか、その行動によりクイッドは疑いの目を向けられるようになり、信じがたい状況に追い込まれていく。
(1981年/オーストラリア映画/101分)
監督・製作:リチャード・フランクリン
製作総指揮:バーナード・シュワルツ 脚本:エヴァレット・デ・ロッシュ 音楽:ブライアン・メイ
出演:ステイシー・キーチ、ジェイミー・リー・カーティス、マリオン・エドワード、グラント・ペイジ、タデウス・スミス、スティーヴ・ミリチャンプ、アラン・ホップグッド、ジョン・マーフィ、ビル・ステイシー、ロバート・トンプソン、エド・ターリー、アンジェリカ・ラ・ボゼッタ、・キラー(野犬)
映画『ロードゲーム』予告編
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映画『ロードゲーム』(フリークスムービー 配給)は2025年10月31日[金]よりシネマート新宿ほか全国順次公開
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映画『ロードゲーム』公式サイトhttps://roadgame.jp/
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