映画『教誨師(きょうかいし)』(佐向大監督・脚本)

映画『教誨師』は大杉漣さん最初のプロデュース作にして最後の主演作だった

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6人の死刑囚と対話するひとりの男の姿を描いた映画『教誨師(きょうかいし)』の主演、そしてエグゼクティブプロデューサーは先日惜しくも急逝した大杉蓮さん。

©「教誨師」members

大杉さん演じる主人公・佐伯は、「受刑者に対して道徳心の育成・心の救済につとめ、彼らが改心できるよう導く」教誨師。死刑囚専門の教誨師という複雑な人物像を圧倒的な存在感で演じ切り、最初のプロデュース映画にして最後の主演作となった。

佐伯が対話する死刑囚役には、光石研、烏丸せつこ、古館寛治といったベテラン俳優や、本作が映画初出演となる劇団“柿食う客”の玉置玲央。監督・脚本は『休暇』『アブラクサスの祭』の脚本、監督作『ランニング・オン・エンプティ』の佐向大。

映画『教誨師』(マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム 配給)は2018年10月6日[土]より有楽町スバル座にて公開

映画『教誨師(きょうかいし)』あらすじ

牧師の佐伯(大杉漣)は、半年前に着任したばかりの教誨師。彼が面会するのは年齢、境遇、性格の異なる6人の死刑囚。独房で孤独な生活を送る彼らにとって、教誨師はよき理解者であり、格好の話し相手。真剣に思いを吐露する者もいれば、くだらない話に終始する者もいる。一方の佐伯は彼らに寄り添いながらも、自分の言葉が本当に届いているのか、死刑囚たちが心安らかに死ねるよう導くのは正しいことなのか苦悩する。(2018年/日本映画/カラー/スタンダード(一部、ヴィスタ)/ステレオ/114分)
監督・脚本 佐向大 エグゼクティブプロデューサー 大杉漣 狩野洋平 押田興将 プロデューサー 松田広子 撮影 山田達也 照明 玉川直人 録音 山本タカアキ 美術 安藤真人  |出演 大杉漣 玉置玲央 烏丸せつこ 五頭岳夫 小川登/古舘寛治 ・ 光石研
※古舘寛治の「舘」は「舎に官」が正式表記

映画『教誨師』特報映像

©「教誨師」members

映画『教誨師』公式サイト http://kyoukaishi-movie.com
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