信(山﨑)と嬴政(吉沢)

山﨑賢人×吉沢亮『キングダム 運命の炎』“天下無双”御礼!

映画会見/イベントレポート

山﨑賢人×吉沢亮『キングダム 運命の炎』“天下無双”御礼!

漫画「キングダム」を実写映画化した第3弾『キングダム 運命の炎』が7月28日の公開初日から47日間で、観客動員数358万人、興行収入51.3億円を突破し、山﨑賢人×吉沢亮による大ヒット御礼舞台挨拶が実施された。このイベントで、続編となる第4弾の製作が明かされた。

山﨑賢人×吉沢亮『キングダム 運命の炎』“天下無双”御礼!
山﨑賢人、吉沢亮

物語は、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(シン:山﨑)と、中華統一を目指す若き王・嬴政(エイセイ:吉沢)を壮大なスケールで描くことから、この日のイベントも“天下無双の大ヒット御礼舞台挨拶”とされた。

「公開から1か月半経って、またこうして皆さんとお会いできる機会を設けていただき、それもすごく「キングダム 運命の炎」がたくさんの方に愛していただけたから」と挨拶したのは吉沢で、山﨑も「本当にこういう機会があるのは、「キングダム」を皆さんが本当に楽しんで、愛してくださったからだと思うので、本当に嬉しく思います」と感謝する。

また、感想コメントのパネルも用意されており、ふたりが感想を読む時間ももうけられた。気になるコメントとして、山﨑が真っ先に選んだのは「嬴政と紫夏は、ジーパンがベチャベチャになるくらい泣ける」という、吉沢と杏が演じたシーン。

これについて、吉沢が「嬉しいです。この紫夏のストーリーは、僕も原作の中で大好きなシーンですし、『絶対に自分でやりたい!』と思っていたシーンでもあったので、より嬉しく思います」としみじみ。自身のこだわりとして、「『キングダム』『キングダム2 遥かなる大地へ』と嬴政をやらせていただいて、王様として背負っているものを意識しながら演じてきましたけど、(紫夏のエピソードは)そこに至るまでのストーリーなので、一旦そういうものを全部脱いで“ひとりの青年としてその場にいる”ってことを意識しました」と明かした。

信(山﨑)と嬴政(吉沢)
信(山﨑)と嬴政(吉沢)

そんな吉沢が選んだのが、「隊の名を聞かれ、「飛信隊」と答える信の表情がなんとも言えないくらい好き」だった。そして「信の憧れている表情と、そこから何かを学んでいることが『キングダム』『キングダム2 遥かなる大地へ』でした。今回は、飛信隊という隊の隊長として同じ目線でものを見ている姿が、新たな信の魅力として観られたことがすごく印象的でした」とした。

これに対して、山﨑は「3作続けてきたからこそ重みを持ち、『飛信隊』と言われた時の信の気持ちを表現できて嬉しかった」と笑顔を見せ、さらに「今までの信であれば勢いや敵の大将を討った嬉しさで名乗っていたと思うんですけど、今回は“みんなの想いを背負って言うように”と、現場でも監督と話し合ってやりました」と振り返った。

イベントの後半ではMCにうながされ、重大発表がなされた。実は、イベント前に山﨑と吉沢で一ボケののちに明かそうと打ち合わせしたそう。「それでは発表お願いします」(吉沢)、「(誕生日9月7日を迎え)29才になりました!」(山﨑)、「おめでとうございます!(拍手)」(吉沢)という流れで、客席も拍手。
そこから「そして?!」(吉沢)、「そして?!…続編あります!」(山﨑)と続き、客席からは大きな歓声が上がった。

客席を見渡して嬉しそうな表情のふたり。「映画を見た人は、『そりゃそうだろう!あそこで終わるわけなくね?』っていう感じだと思います」と、冷静な吉沢。撮影は既に終えており、現在は編集作業中とのこと。山﨑も「今はCGや音楽、プロフェッショナルの方々がすごい時間をかけて編集をしてくださっているので、それを楽しみに待っています」と話していた。

なお、9月15日より『キングダム 運命の炎』の最後に第4弾のティザー映像が流れることも語られた。

映画『キングダム 運命の炎』(東宝 配給)は、2023年7月28日[金]より全国公開
©原泰久/集英社 ©2023映画「キングダム」製作委員会

映画『キングダム 運命の炎』予告編

©原泰久/集英社 ©2023映画「キングダム」製作委員会

※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記

映画『キングダム 運命の炎』公式サイト
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