マン・オブ・スティール

新たなスーパーマン『マン・オブ・スティール』【予告編で先取り映画】

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マン・オブ・スティール【映画の公式予告編で、新作映画を先取り!】[シネママニエラ]新たなスーパーマンを描くという映画『マン・オブ・スティール』だが、長い沈黙を続けてきたが、日本でも本日公開された最新予告編で全貌が明らかになった。今まで明かされてきたのは、ハリウッドでは異例となる2本の特報映像とメインビジュアル、そしてSマークが印象的に浮かび上がるポスターのみと徹底した情報統制敷かれていた同作。この度公開となった全世界が注目した予告編は、ワーナー・ブラザースの公式youtubeアカウントでは現在までに約2,100万人が予告編を視聴、スーパーヒーローの頂点に相応しい圧巻の映像に絶賛の声が相次いだ。

映画『マン・オブ・スティール』予告編

ご覧のように映像前半と後半で内容が全く異なる構成。前半は、幼きクラーク・ケント(スーパーマン)の心の葛藤が色濃く描かれており、 “特別な力”を使った幼少期の記憶がまるでトラウマかのように描かれ、ヒーローの中に宿る繊細な心の揺れが痛い程伝わってくる。まるで「スーパーマン=正義」という大前提を、冒頭から壊しにかかるような重厚な展開で始まる異例の内容。

しかし、時が経ち自分の使命に気づいたクラーク・ケント(スーパーマン)が初めてスーパーマンのコスチュームを身に着けると、そこからは圧巻の映像の連続! 超高速で空を飛びぬける姿はもちろん、 “これぞヒーロー映画”という大迫力の映像が繰り広げられ、崩壊する建物や大爆発の連続が世界の危機を想起させ、スーパーマンに期待される活躍の大きさが凄まじい事を物語っており、その世界観が十二分に伝わる映像となっている。

スーパーマンの心の内を描き、歴史を覆すような新しいスーパーマンを作った張本人ザック・スナイダー監督は「我々はこれまでのスーパーマン作品とは異なったアプローチをしつつ、同時にその神話、そして伝説を尊重することに努めたよ。だけどスーパーマンという究極のヒーローには尊敬しなければいけない大きな柱があるんだ。僕はそれを尊重しつつ、でもそれを自分なりに曲げて、融合させることを存分に楽しんだよ。」と歴史と伝統を尊重しながらも独自のヒーロー像を作り上げている事を明かした。また、「単純にかっこいいからって、新しく作り直したり、設定を変えればいいってものじゃない。僕とクリス(クリストファー・ノーラン)はスーパーマンという本質の中にストーリーとヒーローならではの人間性を求めたんだ」と、ヒーローの内にリアリティを追求していると告白。

大役を射止めた主演のヘンリー・カヴィルも「長年のスーパーマン・ファンは、どんなものかをよく理解し、このキャラクターを愛し、共感すると思う。でもスーパーマンのファンではない人たちにも、共感してもらいたい。そのためには現代的なリアリティが必要であり、ヒーローの神話ではなく科学に基づく実話が織り込まれていなければ共感してもらえないと思う」と、ヒーローに求めた本質を語った。

映像の魔術師ザック・スナイダーとクリストファー・ノーランがタッグを組んだだけあり、ヒーローとして大活躍するというシーンは封印。今までのヒーロー映画とは全く違うアプローチで予告編も製作され、単純な勧善懲悪のヒーロー映画からの脱却を大いに期待させる。

原題=MAN OF STEEL
日本公開=2013年8月30日
米国公開=2013年6月14日
配給=ワーナー・ブラザース映画
©2012 Warner Bros. All Rights Reserved.

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