アニメ「すべてがFになるTHE PERFECT INSIDER」ヴィジュアル

アニメ「すべてがFになる」加瀬康之×種﨑敦美×木戸衣吹 語る

映画インタビュー

木戸衣吹(真賀田四季役)

――原作小説「すべてがFになる」の感想は?

木戸衣吹最初は普段見聞きしない言葉に戸惑ったところもあったのですが、すらすら読めて楽しませていただきました。

――実際のアフレコはいかがでしょうか

はじめは、四季というキャラクターは人間味がなくて無機質な女性かなと思っていたのですが、もう一つの原作小説である四季シリーズをじっくり読んだときに、四季も普通の少女だったんだなと感じました。アフレコに望む時は、どうやって天才っぽく話せるようにしようかと、喋り方とか息継ぎとか思考錯誤しながら演じています。

キャラクター原案の浅野いにおさんが描いた四季を初めて見たときに、アニメ過ぎない独特な感じのイラストが印象的だったので、あまり作り過ぎない自然な声で演じるように心がけています。

――キャラクターを分析していただけますか

siki「人類のうちでもっとも神に近い天才」と呼ばれていて、普通の人とは思考回路とか、解釈がまったく違うと思うので、どう演じようか悩んだのですが、四季になりきる事や、考えを完全に理解することは無理だなと感じました。でもそれでもとにかくやりきるしかない!と思って、全力で演じていきたいと思います。
©森博嗣・講談社/「すべてがFになる」製作委員会

――監督や音響監督の指示はどのようなものが?

監督からは、四季は全ての人間を見下すような感じで淡々と喋って欲しいという指示がありました。でも、淡々とした中にも心の中に情熱を持っているキャラクターなので、無機質過ぎる感じにはならないように演じたいと思います。

―演じる上で心がけていること、苦労している点はありますか

四季の相手のことを見透かしたような、底の見えないミステリアスな部分を上手く表現したいです。ただし、ロボットみたいな感じにはしたくないので、四季の人間らしさも同時に表現できたらなと思っています。

――放送を楽しみにしている皆様へのメッセージ

アニメを普段見ないような人にも入りやすい作品です。色々な謎が張り巡らされていますので、ぜひ皆さんも私たちと一緒にミステリィを解いていただきたいなと思います。また、皆さんの目を奪えるような四季を演じられるように頑張ります。ぜひご覧下さい。

加瀬康之(建築学科の准教授・犀川創平役)
種﨑敦美(西之園萌絵役)
木戸衣吹(真賀田四季役)

アニメ「すべてがFになるTHE PERFECT INSIDER」
2015年10月8日よりフジテレビ「ノイタミナ」にて毎週木曜 24:55~放送開始ほか各局でも放送開始

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